こんにちは。Omochimamekoです。
子どもが成長するとともに素朴な質問されて答えに迷うことってありますよね。
歌でよく聞く「アカペラ」という言葉。そもそもなんでアカペラっていう言い方をするのでしょうか?
伴奏がなく声だけで歌うという意味合いで使われていることが多いですが実は違うんです!
今回は本来の「アカペラ」という言い方をするのかについて解説していきます!
そもそも「アカペラ」ってどういう意味?
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「アカペラで歌う」といえば伴奏なしで歌うというイメージがあるけど、違うの?
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確かに無伴奏で歌ってはいますが、実は「アカペラ」の意味としては違うんです!
アカペラは実はイタリア語です!
「a cappella(ア・カペラ)」という表し方になります。
英語だと「at chapel (アット チャペル)」となります。
チャペルは日本語で「教会」という意味です。
つまりアカペラは「教会で」という意味になります。
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アカペラは教会で歌われる曲っていう意味なんだね!
教会で歌われるのは聖歌だよね?
聖歌はぜんぶ無伴奏なのかな?
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実は伴奏付きの聖歌というものもあったんですよ。
これには長い歴史の背景があります。
次で詳しく解説していきますね!
アカペラの歴史のひみつ①アカペラなのに伴奏ありってどういうこと?
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アカペラは伴奏なしで歌うという意味ではないということがわかったよ!
でも、教会で歌われている曲って伴奏つきしか聞かないよね?
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そうですね!
そもそも聖歌は1つのメロディーのみでした。
楽譜がなく、歌って伝えていく方法で曲を広めていました。
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歌で伝えていくってすごいね!
でもいまは2つ以上のメロディーが重なっているような気がするけど……
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いいところに気が付きましたね!
14世紀頃から楽譜で伝えていくスタイルが主流となり、2つ以上のメロディーで合唱するようになったのです。
流行が広がり、15世紀頃からは楽器の伴奏がつくようになりました。
アカペラの歴史のひみつ②アカペラの伴奏なしが主流になったワケ
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楽器の伴奏での聖歌って聞いたことないな~。
そのあとまた伴奏なしのアカペラの曲が主流になったってこと?
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そうですね!
これは16世紀のキリスト教宗教改革によるものです。
宗教改革によってキリスト教は混乱状態に。
収束のためにローマ教皇が会議を開きました。
- 聖歌は祈りの音楽。複雑なものではなくシンプルなものにしよう!
- 聖歌は楽器を使わないものにしよう!
と決定しました。
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ここで注目されたのがイタリアの作曲家「パレストリーナ」。
- 楽器なし
- シンプル
- きれいなハーモニー
の三拍子がそろっていてアカペラ(教会で)にぴったりだ!
ということになったのです。
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これが世界的に「アカペラ」として広まったんだね!
まとめ:アカペラは伴奏なしという意味ではないけれど、歴史のなかで無伴奏が主流になった
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普段何気なく使っている「アカペラ」。無伴奏で歌っている状況を指すことが主流のいま。
実際には、「教会で」という意味です。無伴奏での歌に「アカペラ」という言葉が使われるようになったのには歴史の背景があります。
伴奏つきのアカペラ聖歌があったなんておどろきでしたよね!
なぜアカペラというのか、これでわかりましたね!小学校や保育園でお友達に教えておどろかせてみよう!
Omochimameko.
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Cheers