皆さんこんにちは。Omochimamekoです。
春は1年のスタート。
進級や入学など節目の時期となります。大きくなった喜びを感じて張り切る子もいれば、不安を感じる子もいます。
絵本は子どもの心に共感するだけでなく、勇気をもらうこともできます。そしてそれが心に残る1冊となることもあります。
今回はそんな1冊になるような絵本が見つかるかもしれません!
ママ・パパはもちろん、保育士さんや幼稚園教諭、実習生さん必見です。今回は春のおすすめ絵本を子どもの様子を含みながらご紹介します!
成長した喜びと新しい1年を迎える節目にぴったりな春の絵本
春は1年を振り返り、成長した自分を認める時期。そして、自信を胸に新しい1年をスタートさせる季節でもあります。
そんな大切な節目に子どもの心にひびく絵本を紹介します。
進級・入学への期待を高める春の絵本
おおきくなるっていうことは 中川ひろたか 文/村上康成 絵 出版社:童心社 3歳~
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服が小さくなったり歯が生えたりと、目に見える成長も嬉しいけれど、心の成長に目を向けてみると大きくなる色々なカタチを実感できる絵本です。
この絵本を読むと、3歳児さんも4歳児さんも、そして年長さんも、誇らしい表情になります。
節目ごとに繰り返し読むと感じ方がその時々によって変わる、魅力的な1冊です。
一年生になるんだもん 作:角野栄子 絵:大島妙子 出版社:文化出版局
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春になったら1年生になるさっちゃん。秋ごろから健康診断が始まったり、ランドセルを買ったり、入学グッズを準備したりといよいよ入学式を迎えます。
入学後だけでなく、子どもにとっては一大イベントの就学時健診やランドセルなどの入学準備などの年長児の子ども達が共感できる部分がたくさんあるようです。
不安や期待が入り混じっている子も多くいますが、明るいさっちゃんを見ていると、次第にワクワクした表情になって見ていました。『魔女の宅急便』で有名な角野栄子さんの作品です。
ぐりとぐらのおおそうじ 作:中川李枝子 絵:山脇 百合子 出版社:福音館書店
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長い冬が終わった春の朝、ぐりとぐらがご飯をたべていると家じゅうほこりだらけだったのです!大掃除をしようにも、掃除用具も使い物にならないものばかり。そこでいい方法を思いつきました。それは一体……?
進級や入学に向けて、今まで自分達の使った保育室の大掃除を子ども達と一緒にしてみましょう!使ったものに感謝しながらきれいにして次に引き継ぐ、大切なことです。
子ども達もぐりとぐらのおもしろい発想に興味を持って見ています。新しい年度を迎える時期にぴったりの絵本です。
あたたかな春に心がおどって嬉しくなる絵本
わたしのワンピース 西巻茅子・作 出版社:こぐま社
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うさぎの女の子が、空からふわふわと落ちてきた白い布でワンピースを作ります。最初は白いワンピースだったのに、あらら……?
「ミシンかたかた」「ラララン ロロロン」といった言い回しの表現が印象的な様子で、思わず口ずさんでいる子もいます。
「ワンピース、わたしににあうかしら?」の台詞に、声を揃えて「似合う似合う!」と盛り上がります。次々変化するワンピースも見ものです。
14ひきのぴくにっく 作:いわむらかずお 出版社:童心社 3歳~
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14匹のねずみの家族がピクニックに出かけます。
日差しの中森を歩き、ぜんまいやエナガの赤ちゃんに出会う、春の訪れを感じられる絵本です。
14匹のねずみシリーズの中の1冊で、家族14人を表紙絵から探すのも楽しんでいます。季節に合わせてシリーズで読むのもおススメです♪
春をおもいっきり楽しもう!春の自然が大好きになる絵本
どろだんご たなかよしゆき 文/のさかゆうさく 絵 出版社:福音館書店 2歳~
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泥を掘ったり水を入れてかき混ぜてスープにしたり。光る泥団子作りにも挑戦します。
子ども達は泥遊びが大好き!
子どもからの目線での構図に、まるで自分の世界にいるかのように目を輝かせてこの絵本に見入ります。憧れの光る泥団子作りの場面を見て挑戦する子もいます。
ちょうちょのしろちゃん 高家博成・仲川道子 作 出版社:童心社 3歳~
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さなぎからちょうちょになるシーンから始まる子の絵本。
しろちゃんがちょうちょになって飛んでいると、ハラハラドキドキな展開が待っています。
みつをどうやって飲むのかなど、普段目にしているちょうちょの新たな一面に、子ども達は興味津々です!
ころちゃんはだんごむし 高家博成・仲川道子 作 出版社:童心社 3歳~
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だんごむしが小さい幼虫の頃からが描かれています。ころちゃんの冒険ストーリーに、目が離せません。
知らなかっただんごむしの生態に、子ども達もびっくり!ちょうちょのしろちゃんと同シリーズの一冊です。
春の行事ひなまつりの絵本
ひなまつりルンルンおんなのこの日! ますだゆうこ/作 たちもとみちこ/絵
出版社:文溪堂 3歳~
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ゆずちゃんんのおうちの七段飾りから、家族がお出かけすると話し声が。ちょっとおてんばなおひなさまがはたいくつそう。
ゆずちゃんちのネコが外に連れ出してくれましたが・・・?!
子ども達もおてんばなおひめさまにクスッとしながら、おひなさまの大冒険にドキドキヒヤヒヤ!最後のオチも、おひなさま達と読んでいる子ども達と秘密を共有している気分にさせられます。
もりのひなまつり こいでやすこ作 出版社:福音館 3歳~
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蔵に住んでいるねずみばあさんのところに野ねずみ子ども会から「森のひなまつりをしたいので、蔵にいるおひなさまを森に連れてきて欲しい」という郵便が届きます。
もりのひなまつりから帰ったおひなさまは汚れていました。驚いたねずみばあさんはどうするのでしょう?
春の季節になると飾られている特別感のあるおひなさまが、活き活きと描かれており、子ども達にとってより身近な存在として感じられるようです。
まとめ:春の絵本は勇気づけや新しい発見、探求心が育まれる
春は進級・入学など新しい門出や、4~6月は新しい気持ちに切り替わる時期になります。
そんな気持ちに共感できるような絵本を選んでみました。
自然との触れ合いも楽しい時期で、春の暖かさと一緒に、伸び伸びと遊んで欲しいものですよね!
そんな自然への興味が広げられる絵本になっていると思います。ぜひお子さんとの楽しい絵本タイムにぜひいかがでしょう♪
Omochimameko.
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