解説つき!元保育士が選ぶ、寒さも楽しさに変える冬におすすめの絵本9選

解説つき!元保育士が選ぶ、寒さも楽しさに変える冬におすすめの絵本♪ 未分類

皆さんこんにちは。Omochimamekoです。

冬は雪やクリスマス、お正月と子どものワクワクすることがたくさんあります。そんな気持ちに寄り添う絵本がきっと見つかるはず!

子ども達とたくさんの絵本を読んできた元保育士より実際に読み聞かせをした時の様子などを含めて、冬におすすめの絵本を紹介します!

育児中のママ・パパはもちろん、保育士さんや幼稚園教諭、実習生さんも必見です♪

雪だ!クリスマスだ!正月だ!冬の特別を味わえる絵本

冬は寒くて思わずちぢこまってしまうけれど、絵本の世界は寒くてもおもしろいことが目白おし!

子どもの気持ちが盛り上がる雪、「サンタさんくるかなあ」とわくわくするクリスマス。

特別感のある「あけましておめでとう」と年賀状。

自分の気持ちをまるで代弁してくれるかのような絵本に、冬のたのしさに心が躍ることでしょう♪

寒くても負けない!冬が楽しくなる絵本

寒くても負けない!冬が楽しくなる絵本
やまのおふろやさん 作・絵:とよたかずひこ 出版社:ひさかたチャイルド 2・3歳~

とよたかずひこさんの“おふろやさんシリーズ”の1冊です。

繰り返しとテンポの良い語り口が子ども達も夢中になります。次はどの動物が出てくるのかな?内容を知っていても毎回期待の視線です。

最後のオチにも毎回笑ってしまいます。ぽかぽかしたおふろに入る様子が、なぜだか見ている方も温かくなったような気がする、そんな絵本です。発表会などのテーマにもおすすめです♪

てぶくろ 作:ウクライナ民話 絵:エウゲーニーMラチョフ 訳:内田莉莎子 
出版:福音館書店 3歳~

雪の中に落とされた片方だけの手袋。あったかいすみかとして、ねずみが最初に見つけました。

他の動物もやってきて、最初は良かったけれどだんだん増えてきてしまって・・・。個性豊かな動物たちに、子ども達もワクワク!「こんな動物も入れるわけ?!」とドキドキです。

1965年発行の歴史ある1冊ですが、全く色褪せない絵本。動物たちのやりとりも面白く、発表会にもおすすめです♪

バムとケロのさむいあさ 作:島田ゆか 出版社:文溪堂 3歳~ 

寒い日の火曜日の朝、池の氷でスケートや釣りをしようと出かけるバムとケロ。

そこにはなんとあひるのカイちゃんが凍っていて、大救出!!

シリーズ毎作、ケロのご愛敬たっぷりの行動に、今回も子ども達から「あ~~!」「ちょっとちょっと~!」と笑いながら小さなツッコミが入ります。

最後のオチも盛り上がります。冬の寒い朝に縮こまっていた子ども達も。これでエンジン全開です。

子どもがだいすきな冬のイベント!クリスマスがテーマの絵本

子どもがだいすきな冬のイベント!クリスマスがテーマの絵本
ノンタン!サンタクロースだよ 作・キヨノサチコ 出版社:偕成社 3・4歳~

みんな楽しみなクリスマス。ノンタンももちろん、クリスマスを楽しみにしていました。

色々なサンタさんに会い、プレゼントを頼みますがネコのサンタさんからしかもらえないとのことでがっくり。探してもなかなか出会えません。

空に飛ぶそりに乗ったたくさんの種類のサンタたちのページは圧巻です。

夢があり、子ども達も大喜び!私も小さい頃に読んだ時、そのページが大好きで何度も開いていました。ノンタンは無事にサンタさんに会えるのでしょうか?

3・4歳~とのことですが、2歳くらいでの読み聞かせでも楽しめましたよ。

クリスマスのおばけ 作・絵:せなけいこ 出版社:ポプラ社 2歳~5歳

とってもうれしいクリスマス。だけど、おばけはどうかしら?

自分達とおばけの目線をくらべながら、想像の世界に引き込まれていきます。女の子がおばけのことを考えたクリスマスに、心が温まります。

クリスマス絵本におばけ、あまり見ない組み合わせですね!そのぶん子どもも興味津々で見ています。

ぐりとぐらのおきゃくさま 作:中川李枝子 絵:山脇百合子 出版社:福音館書店 3歳~

ぐりとぐらが雪合戦をしていると、大きな足跡を発見!

追いかけていくと、1軒の家にたどり着きます。そこはなんとぐりとぐらの家だったのです!

謎に包まれたおきゃくさまの正体が少しずつわかっていく展開に、子ども達もドキドキ・・!期待通りの結果に大喜びします。

ぐりとぐらのテーマともいえる、“おいしいお料理”もちゃんと登場します♪

新しい年がスタート!お正月がテーマの冬の絵本

新しい年がスタート!お正月がテーマの冬の絵本
あけましておめでとう 作:中川ひろたか 絵:村上康成 出版社:童心社 3歳~

1年が始まるお正月。

お正月の習わしがたくさん紹介されていますが、文字は少ないので、子ども達にもとてもわかりやすくなっています。

場面の最後に必ずつく「だから あけましておめでとう」のセリフも、気付けば子ども達も声を揃えてニコニコ。楽しく日本の冬のお正月の文化を知れる1冊です。

おしょうがつセブン 作:もとしたいづみ 絵:ふくだいわお 出版社:世界文化社 3歳~

おっちょこちょいで愛嬌のあるおしょうがつセブンが、お正月遊びやおせち料理の由来などを園の子ども達に教えてくれます。

ユーモアたっぷりで、話もとてもわかりやすいので、子ども達も夢中になります!大人でも知らなかったことがあるかも……?

このセブンシリーズは、行事の時にとっても重宝します♪

十二支のおせち料理 作:川端誠 出版社:BL出版 4歳~

日本の干支、十二支がそれぞれ分担をして仲良く協力し合いながらおせち料理の準備をするお話です。

版画での細かい描写も魅力的で、より一層おせちの美しさを際立たせています。

干支の晴れ着姿もとてもかわいいですよ♪

まとめ:子どもといっしょに冬の絵本の世界観を共有してより心の豊かさへ

絵本は心を豊かにするという話はよく聞きますが、本当にその通りだなと思っています。

共感したり、想像を膨らませたり、世界観や余韻に浸ったり、ドキドキワクワク心の揺れ動きを感じたり、教訓になったり。

感じ方は自由でいい。大人も、子どもへの読み聞かせって心の満足度につながると言われています。忙しくてなかなか時間が取れない方もいらっしゃると思います。

お子さんと5分間だけでも、スキンシップを取りながら冬の絵本の世界を共有してみませんか。とてもすてきな時間になると思いますよ♪

Omochimameko.

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