こんにちは。Omochimamekoです。
トイレでおしっこはできるし、夜間もオムツなし。でも、うんちだけどうしてもトイレでできないんです~!っていうお子さん、実は結構いるんです。
育児書などにはおしっこのことがメインで書かれていることが多いですよね。今回は、そんな悩みを一緒に解決していきましょう!!
焦りは禁物!慎重派に多いトイレでうんち問題はこう解決する
おしっこはトイレでできるのに、うんちは何を言ってもオムツですると聞かない……年齢的にも周りの子はトイレでできていると聞くし……と焦る気持ち、わかります!
トイレ問題は焦りは禁物と言いますしデリケートな問題なので、あまり言い過ぎても逆効果というのはきっとすでにご存じかと思います。
みんながみんなというわけではないですが、なかなかトイレでうんちができないというお子さんには慎重派さんが多いような気がします。
慎重派は決して悪いことではありません。何かのスイッチで本人が大丈夫とわかればスルッといけちゃったりもします。
ただ、「いつかはできるようになるでしょ」はこのタイプにはあてはまらないことが多いのです。いい意味で子どもが上手に駆け引きすることも多いのです。
小さく小さくステップを踏んでいかせてあげることが大切になってきます。
恐らくお子さん本人も頭ではわかっているのです。
「おしっこと同じように座って、オムツでするように気張ればいいんだ」って。でもそれが難しい、ジレンマがあるのです。
トイレでうんちのきっかけづくりは何かのイベントとの組み合わせが効果的
大人でも、何か始める時期にきっかけってありますよね。そうすると心づもりができます。
お子さんには何か楽しみなものと一緒にしてみると効果的です。
例えば、大きくなってきたことが嬉しい時期であれば「4歳になったら」と誕生日をきっかけにしてもいいですし、イベントを楽しみにしているようであれば「サンタさんが応援してくれているかも!」などです。
ここで絶対言ってはいけないのが、「うんちできなかったら大きくなれないよ」「できないからサンタさん、プレゼント持ってきてくれないかもね」「できるようになったらサンタさん、プレゼント持ってきてくれるって」などです。
否定的な言葉掛けや、プレッシャーになる言葉掛けは控えましょう。
きっかけも、できれば親から「○○までにできるようになろう!」というよりは、お子さんに決めさせたり、うまく会話に盛り込んで誘導し、本人が納得してその方向に向かえるようにしていくとより効果的でしょう。
トイレでうんちができない原因は意外なところにあるのかもしれない
何にでも原因はあります。特に子どもは大人が予想しがたいところに原因があったりするのです。
うんちの場合の原因の一例を挙げるとすれば、
- 便秘がちで苦しんだ時期があり、排便自体にいい印象を持っていない。
- トイレに長い間座っていることに不安を感じている。
- トイレの個室に長い時間入っているのが嫌だ
- トイレの水がはねてしまうのが嫌だ
- トイレの便座に座るとうまく気張れない
- 周囲の動きが気になる
etc…
色々ありますね。それでも解決策はいくつかあります。
排便自体にいい印象を持っていない子には、苦しい思いをしたり長時間気張り続けたりなどの経験がある子に多いです。
座って気張った方が、うまく排便できることが多いのですが、お子さんにはなかなか伝わりづらいものです。
トイレを楽しみにできるような空間にするのもいいかと思います。好きなキャラクターのポスターを貼ってみるとか、好きなキャラクターのトイレットペーパーにしてみるなどお子さんの興味をひくものがいいですね!
トイレに長時間座っていることや個室に長い時間入っていることに不安を感じているようであれば、最初はドアを開けて側に付きましょう。
足元に踏み台があると足がついて安心できます。
気張っている間にクイズを出したりしりとりをしたり、リラックスできるようにしていきます。
楽しい時間になりますし、次への意欲につながります。夢中になってつい気張るのを忘れてしまう子もいるので、気張れるよう合間に「うーんタイム」を作りましょう。
水がはねてしまうのが嫌であれば、最初のうちはペーパーを便器の中に敷くと跳ねを防止できます。慣れてくればさりげなく外していってもいいでしょう。
うまく気張れない時には、踏み台がかなり有効です。しっかり足が付けば気張ることができます。気張り方が感覚的にわかるようになりますし、時間がかからず出るようになることにもつながるので、お子さんに負担がかかりません。
周囲の慌ただしさは、私たちが家以外でトイレに入った時のそわそわする気持ちと同じです。
なるべく集中できるように協力し合いましょう。
おためしあれ!トイレでうんちをするためのステップ
進め方は、なかなか難航しているお子さんであればあるほどスモールステップで行くことが大事です。特にオムツですることを選ぶお子さんであれば、すぐにオムツではなく便座に座って……は難易度が高いのです。
うんちをする場所、ついつい小さい頃からの習慣で、オムツだからといってリビングや遊び部屋でそのままさせてはいませんか?
年齢が小さいうちはもちろんいいのですが、ある程度の年齢になれば“トイレはトイレでするもの”ということを知らせていきましょう。
最初は嫌がるお子さんもいると思います。その場合はトイレのドアを開けて、トイレの側でさせてみることから始めてみましょう。
オムツでうんちが出た後は、親がする場合でもトイレでお尻を拭いたり、自分でトイレの水を流せるのであれば流させてみましょう。
トイレの場所でオムツでのうんちがクリアしていれば、この段階に進みましょう!
オムツを脱いでトイレに行けそうであれば、チャレンジしてみるのもいいと思います。
慎重派さんだとトイレに座れたもののうまく気張れず、その体験から「もうトイレに座りたくない」となってしまう場合もあるので、踏み台を用意しておくことをおすすめします。
トイレにポスターを貼ったり、まちがいさがしを貼ったり、お子さんの興味が持てるような空間づくりも背中を押すきっかけとなります。
オムツのままでも座ってうんちができたら、一緒に大喜びしましょう!!
その際、つい言いたくなるのが「これで次からオムツなくてもできそうだね!」の一言。励ましや勇気づけにも聞こえますが、自信がまだ持てていない状況では避けた方が無難です。
座ってうんちができた時はめいっぱい一緒に喜んで、自信や達成感に浸れるようにした方が、次のステップに進みやすくなります。
次回の時に「ここ何回かできているから、今日はそのまま座ってみようよ!」と話してみるのはいいかと思います。
トイレに誘う時は、「○○クイズしよう!」と子どもの好きなキャラクタークイズをするなど、“一緒に”楽しめるようなものを提案して誘いましょう。ポスターを指さして「○○が待ってるよ」は、知恵のつてきた時期だと通用しないこともあります。あくまで“一緒に”の気持ちを伝えてみましょう。
トイレでオムツなしでうんちが出るようになったら、できたことはもちろん、今までの過程も含めて褒めることで、お子さんは挑戦することの意味を感じることができますよ。
まとめ:慎重派のトイレでのうんちは時間に余裕を持って少しずつ取り組む
トイレの問題は、デリケートな部分であり、気持ちに原因がある場合は年齢が上がっていくにつれて難易度が増していきます。
焦りは禁物ですが、園生活でうんちを我慢する、小学校生活が近づいてくるなど必要に迫られて葛藤することがあるかと思います。
慎重派なお子さんだと、つい無理をさせたくなくてギリギリまで取り組まずにいてしまいたくなりますが、時間が掛かるお子さんほど、小さな小さなスモールステップで、一進一退を受け止めてあげながら進めていくことが必要です。きっと方法やきっかけはあるはずです!
今回の記事は、初めてのうんちトイレトレーニングのための記事ではありませんので、年齢や成長発達などが見合ったタイミングで取り組んで頂けたらと思います♪
Omochimameko.
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