
このあいだ空を見ていたら、飛行機雲が下に向かっていて飛行機が落ちていくように見えたよ!
大丈夫だったのかな?

それはおどろきましたね!
実は飛行機が墜落しそうになっていたわけではないのです。
なぜそのようなことが起きたのか、解説していきましょう!
下に飛行機が落ちていくように見える時は○○に向かって進んでいる!


飛行機が落ちたわけじゃないなら安心したよ!
でも、じゃあ飛行機はどこに向かって飛んでいたの?

気になりますよね。
下に落ちていって見える飛行機は、自分から向かって奥の方に進んでいるのです。

目の錯覚ってことかな?!
でも、すごくめずらしいよね!

そうですね。
空気が澄んでいる秋から冬にかけて見られる現象なので、季節限定なんです。
西の空にこの現象が出やすいと言われていますよ。
上にのぼっていくように見える飛行機もあるっていうのは本当?ウソ?


下に落ちていくように見える飛行機があるっていうことは、反対に上にのぼっていくように見える飛行機もあるのかな?

たしかにさっきの原理でいけば、上にのぼっていくような飛行機があってもおかしくないですよね。
実はそういった現象もあるのです!

やっぱり!
自分の方に向かってきている飛行機がそう見えるってことだよね?

正解!
のぼっていくように見える飛行機もぜひ見てみたいですよね!
そもそも飛行機雲ってどんなときにできるの?飛行機雲ができる条件


飛行機が上に向かっていったり下に向かっていったりするように見えるときって、だいたい飛行機雲の流れでわかることが多いよね。
飛行機雲ってどんなときにできるの?

いい質問ですね!
飛行機雲ができるポイントを下にまとめてみたのでチェックしましょう!
- 飛行機のエンジンから出る水蒸気などが凍って結晶化するため
- 飛行機の翼部分が空気の渦を作り出して水の粒が発生するため

なるほど!
これはどんなところでも起こるのかな?

いいところに気がつきましたね!
飛行機雲ができるための条件を満たすには、気温が低くないといけません。
地上から5キロメートル以上の空にしか飛行機雲はできないと言われているんですよ。

いろいろな条件が重ならないと下に落ちていくように見える飛行機はみることができないんだね!
見られたらラッキーだ!
まとめ:下に向かって落ちていくように見える飛行機はいくつもの条件が重なることで見ることができる!

下に向かって落ちていくように見える飛行機は本当に珍しいということがわかりましたね。
「寒い季節の澄んだ西の空を地上5キロメートル以上で自分から向かって奥の方に進んでいる飛行機が飛んでいる時に空を見ている」ことが条件なのですから。
空の世界はおもしろいですね!
今回知った空の不思議をぜひ先生や友達に教えてみよう!
Omochimameko.
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