こんにちは。Omochimamekoです。
色々と園生活のことが親子共にわかってきた頃になると、保育園生活において保育園側との行き違いなどが起こりやすくなります。
“預かってもらえると助かる”気持ちは重々ありながらも、かわいい我が子のこと。
保育園生活について、疑問に思うことってありますよね。
「クラス(学年)が変わると対応がこんなに変わるの?」「この年齢でここまで求められるのか~」「それとも先生の保育観の違いなの?」「それとも園の方針?」なんて考えてしまうこともあるのではないでしょうか。
今回は、保育園に疑問や要望を伝える際に円滑に進む方法を書きたいと思います。
モンスターペアレントにはなりたくない!保育園に対する要望や疑問を伝える方法はこの2種類
先生の保育についてちょっと気になるところがあるんだよね……
でも、モンスターペアレントだと思われたら子どもにも影響出そうでいやだなー。
要望や疑問の中には、明らかに伝えた方が良いなと思うものもあれば、伝えるようなことなのか迷うラインってありますよね。
内容によっては、
- 子どものこと考えるとクレーマーだと捉えられたくないな
- 神経質な親だって思われたくないな
- 疑問を解決したいだけなのに先生が嫌な気持ちしたら申し訳ないな
- 先生に伝えたことで子どもが何か嫌な思いしたらどうしよう
と心配なさる方もいるでしょう。
本当にそれが心配!
子どものために悪印象はのこしたくないけど、問題解決はしたい!
大丈夫です!
結果から言うと、モヤモヤして積もらせていくと先生や園に対しての不信感とますます。
そうなると些細なことでも気になり出してしまうので、伝えた方がいいです。
なーんだ!
そこまで考えこまずに伝えてもいいんだね!
端的に思いや事実を伝えると、角が立つことや誤解を招くことがあるので、伝え方には注意が必要です。
- 直接伝える方法
- 直接ではなく伝える方法
の2種類があります。
詳しく見ていきましょう!
保育園に要望や疑問を直接伝える方法
これ、ちょっとドキドキしますよね。私も表情や声色、軽めにいくか……などすごく考えてしまいます。
一番は保育士と直接顔を見てお話する方がいいと思っています。お互いにやりとりができるので誤解が少ないですし、表情や言い方でお互いの細かなニュアンスが伝わりやすいです。
「日を置かず即解決する」「解決の糸口が見つかりやすい」などのメリットがあります。
直接話す場合は、送迎時、面談、園に電話があります。「第三者委員による苦情解決制度」を設けている場合もありますが、緊急性や特別性を除いては、初めはまず園の先生とお話されることをおすすめします。
保育園に直接ではない方法で要望や疑問を伝える場合
送迎時では説明に時間が掛かりそうだけど、面談まで必要としない……でも伝えたい!という場合もありますよね。
連絡ノートで伝える
そんな時は「連絡ノート」で伝えるという方法があります。日々の家庭での様子を書いたりするノートです。連絡ノートがないという場合は、お手紙を書いて渡すというのも一つの手です。
ただ、注意しなければならないこともあります。
文章で書くと、言葉を選んでもどうしてもお互いに一方的な印象になってしまいますし、文字にすると誤解が生じやすいんです。
保育園の先生からお返事でその内容に触れられなかったり、「そうなんですね。悩みますよね。」の共感のみで解決策が書いていなくて残念な思いをした人もいるかもしれません。
「申し訳ありません。今後気を付けてまいります。」の謝罪一文で、で、本当に伝わっているのかな……なんて経験した方もいるかもしれません。
一見冷たく感じられるかもしれませんが、でもこれは、「会って直接話をした方が良い」という意味が込められています。きっと送迎時に声を掛けられると思うので、そやりとりをやりとりをするとよいでしょう。
保育園に要望や疑問を伝える方法のメリットとデメリットを項目ごとに伝授!
保育園に要望や疑問を伝える時の方法を紹介しましたが、それぞれにメリットとデメリットはあります。
それぞれメリットとデメリットを理解し、要望や疑問の内容によって伝える方法を決めることをおすすめします!
送迎時に保育園への要望や疑問を伝えるメリットとデメリット
- 送迎時は家庭での様子をふまえて話す場面なので、流れで要望なども話しやすい。→〇
- 先生は保育中なので、なかなかゆっくりと話すことができない。→×
- 子どもの耳に入る可能性がある。→×
意外と子どもは保育士と保護者のやりとりを聞いています!
我が子はもちろん、ほかのお子さんの耳にあまり入れない方がいいことは送迎時を避けるか、子どもが周囲にいないときなどにしましょう。
面談で保育園への要望や疑問を伝えるメリットとデメリット
- まとまった時間の中で保育士と保護者両方の意見交換ができる。→〇
- 面談のねらいがはっきりしているので、改善策を見出しやすい。→〇
- 周囲を気にせず静かな環境で話ができる。→〇
- 大ごとと捉えられてしまう可能性あり。→×
面談で要望や疑問を伝えるのに面談はかなり有効ですし、納得できる方向性を見出せることも多いでしょう。
しかし、面談をすれば園全体に周知されるので大ごとになることも覚悟しておきましょう。
面談の提案の仕方や面談の必要性は適切かをしっかりと吟味する必要があります。
電話で保育園への要望や疑問を伝えるメリットとデメリット
- 自分の仕事の合間に話すことができる。→〇
- 周囲に目立たず話ができる。→〇
- 時間帯によっては園側の電話対応が難しいこともある。→×
- 相手の表情が見えないため、誤解が生じることがある。→×
電話の場合、直接話をするのは1人の保育士ですが、内容は園長先生や主任先生に報告するところが多いでしょう。
連絡ノートで保育園への要望や疑問を伝えるメリットとデメリット
- 自分の中で文章を組み立てながら書くことができる。→〇
- 内容によってはとても有意義なやりとりになる。→〇
- 完全プライベートで周囲を気にせず伝えられる。→〇
- 周囲を気にせず伝えられる。→〇
- お互いに憶測や誤解が生じやすく、行き違いになる危険も。→×
- お互いに表情や雰囲気がわからなかったり、相手に細かいニュアンスが伝わりづらい。→×
連絡ノートはハードルが1番低いですが、伝わりにくさや相手から納得のいく返事をもらえるかという点ではむずかしい場合もあります。
モンスターペアレントだと思われないようにどの方法を選んで保育園に要望や疑問を伝えたらいいの?
モンスターペアレントだと思われたくないと思うと伝え方に迷いますよね。「自分はそんなつもりがなくても大ごとになっていた……」とか、逆に『解決したかったのにさらっと流された……?』とか。
基本的には親である自分の気持ちで行動していいと思っています。行動に移しても良いのか迷いそうなものを目安として記載しておきますが、必ずしも合っているとは限りません。
自身のケース内容とよく照らし合わせながら選択してみてくださいね!
保育園への要望や疑問、モンスターペアレントと捉えられないようにどのような伝え方がベスト?
伝える気持ちになっている段階ということは、自分が思っているより案外感情的になっている可能性があります。ここで大事なのは、“子どもの話をすべて鵜呑みにしないこと”です。
子どものことを信用していないのとは違います。なぜなら、子どもは大人よりも経験値も語彙力もまだまだ勉強中です。うまく状況を捉えられなかったり、うまく言葉で表現できないことが多くあります。
しかしながら、子どもが話題にするということは“何かはあった”ということです。例え双方の誤解だったとしても、気になることがあれば『事実確認』として把握しておいてもいいかもしれません。
また、“自分の見たその場の状況だけで判断しないこと”です。何事にも前後があったり、保育士さんの意図もある可能性があります。意図があったとしても物申したい場面もあるかと思いますが、耳を傾けてみることも必要かもしれません。
事実確認→疑問→要望の順で行くと、途中で納得すれば最後まで言い切る必要はないのでスムーズです。ではどんな伝え方をすればいいのでしょうか。
実際にあった保育園への要望や疑問のケース
保育園への疑問や要望は誰に伝えればいいの?
基本的には担任の先生で良いかと思います。
もし担任の先生で判断が付かない場合や安易に返答できない場合には、担任の先生から園長先生や主任先生に確認を取ってくれるはずです。
また、連携を図るために、担任の先生が返答したことでも要望となれば園長・主任先生に報告を挙げます。
園として考えてもらいたいことに関して、保育園の方針に関しては、園長先生や主任先生に直接話をした方がスムーズな場合もあります。
担任の先生に直接言いづらいと感じることも、受け口となってくれます。また、当事者の先生に何度か伝えても改善が見込まれない場合にも、園長先生や主任先生に直接相談したり、担任の先生との面談に同席してもらうというのも手だと思います。
まとめ:保育園への要望や疑問は捉え方、伝え方ひとつでモンスターペアレントにならずに保育士との関係が変わる
今回は、あくまで『伝えてもいいのかな?』と迷いそうなものを例に取り上げて書いてみました。
保育士は専門職であり、命を預かっているという立場においては何か起こってからでは遅いですし、意識を持って子ども達と関わるべき存在だとは思っています。
しかしながら、1つ覚えておきたいのは、先生も保育士である前に“一人の人間”であること。間違えることもあるでしょう。考え方も人によって色々あるでしょうし、性格もあるでしょう。
その中で、何を求め、何を伝えていくのか……のバランスは、よく考えて行動に移したいものですね。我が子のために行動しているつもりが、実はモンスターペアレントになっていただなんてことになったら、悲しすぎます。
色々な人たちに守られ、助けられて育つ我が子ですが、子どもを守れるのは親という立場の自分達しかいません。
ないと信じていますが、迷っている場合ではなく早急に対応が必要な場面もあるかもしれません。行動に移すべきかどうかは別として、我が子の一番側に居る私たちは、いいことも、そうでないことも、気付いてあげられる存在でありたいものですね。
Omochimameko.
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