自分の仕事のために保育園に子どもを預けるのはかわいそう?

自分の仕事のために保育園に子どもを預けるのはかわいそう? 子育て・育児

こんにちは。

元保育士Omochimamekoです。

このブログでは育児や子育てのヒントをお伝えしています!

こんにちは。

育児休暇が明けるので、保育園に子どもを預ける予定でいます。

しかし両親から「小さいうちに保育園に預けるのはかわいそう」オーラを出されて心が苦しいです。

わかります!

自分だって一切そんなことを考えないわけではないですよね。

親だって育児休暇明けが近づくと「さみしい……」「本当によかったのかな?」って考えることもあるでしょう。

それを他者から言わるとダメージ感がつよいし気持ちが揺らぐんですよね。

そうなんですよ。

私は親としてひどいことしてるの?

答えはNOです。

かといって家庭保育を支持している人は良くないということでもありません。

今回は、保育園に預けることに対する多様な考え方について考えていきましょう!

もう悩む必要はありません!

保育園に通わせるも通わせないもOK!子育ては多様な価値観・社会であることを忘れないこと

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私は、子育ても保育も、この“多様性”について声を大にして言いたいのです。

保育園を選ぶか、家庭保育を選ぶか。どっちがいいというのはないと思っています。

愛情のかけ方が違う?……それはどうでしょうか。

つまりどういうこと?

最近の世の中は、多様性に富んでいます。働き方も様々なジャンルが増え、多様化していますよね。

それに伴って子育ての価値観もやり方も、多様化して当たり前なんですよ。

ただちょっと、浸透されていないだけ。だから色々思っちゃう人もいるんです。「まだ子どもが小さいのに保育園なんてかわいそう」って。

実際に小さい年齢で保育園に預けるのってどうなの?

正直、0歳の赤ちゃんでも5歳の子どもでも一緒だと思います。

子どもにだってモノの感じ方であったり、性格や特徴などもあるでしょうから、一概に子どもの年齢ではいえないかなあと思ったりしています。

たしかに保育園に預けてるか預けてないかで愛情を天秤にかけるのは違うかもしれないね。

「子どもへの愛情は時間の長さじゃない」私の心を救った義母の言葉

「子どもへの愛情は時間の長さじゃない」私の心を救った義母の言葉

大げさじゃなく、私にとってこの言葉は一生心に残ると思います。

育休明け直前~仕事復帰したばかりの頃、周囲から言われた「子どもが小さいうちから預ける必要あるのか」の子どもがかわいそうオーラにやられていました。

保育園入園と仕事復帰が同時だった(待機児童でした)私にとって、やはり現実は厳しいもの。

24時間一緒だった我が子との時間は激減。夫は当時激務で何時に帰るかわからなかった。

あの手この手で帰宅後は一緒に遊び、なるべくスキンシップ取って一緒に過ごして……とやっていましたが、それでも足りないのではと不安に思う日々。

ある日義父母宅におじゃました時、食後のコーヒータイム中に義母がゆっくりと口を開きました。

「Omochimamekoちゃん、愛情は時間の長さじゃないからね。5分でも10分でも、しっかり子どもに向き合って、そこにぎゅっと愛情を注ぐことが大事なんだよ。」と。

目の前がパッと開けた感じがしました。

等身大の私を認め、「これでいいんだよ。間違ってないよ。」と肯定してもらえた気がしました。

もちろん、5分10分だけ日々関わっていけばいいという意味で言ったわけではありません。

でも、短い時間でも、一対一で、子どもとしっかり向き合い過ごす時間を積み重ねていくことが大事ということを改めて感じさせられました。

一緒にいる時間と愛情は必ずしも比例はしないってことか!

大事なのは子どもが愛情を実感するかどうか。

そこに力を注ぐことが大事なんだね!

それからは胸を張って子どもを保育園に預け、仕事に向かえるようになりました!

そして子どもと向き合う時は他のことも考えずガッツリです。

一瞬でも子どもの仕草1つ見逃すもんかと言わんばかりに(笑)

どうしても仕事のことを引きずって帰宅しちゃうときもあるかも……。

親だって完璧じゃないですからそういう時もあるでしょう。

私も保育士時代たまに、仕事が目まぐるしい時だったりすると頭のどこかで仕事のこと考えちゃったりしてました。

そういう時は子どもにすぐバレましたけどね(笑)

保育園生活、ここがいい!子どもを保育園に預けるメリットとは?

保育園生活、ここがいい!子どもを保育園に預けるメリットとは?

初めにお話ししますが、これは『保育園(幼稚園など)には通わせた方がいい!』と言いたいわけではありません。なにせ「多様な世の中」ですから。

在宅ワークなどで働きながら、ご家庭でお子さんを育てている方もいらっしゃいますし、「子どもと一緒にいられるのは一生の限られた時間。

24時間一緒にいて、子どもの一瞬一瞬を見逃さず共有していく」という思いの方もいらっしゃいます(スゴイ!)。

家族と自分のライフスタイルや、大切にしたいことに合わせてベストな方法がイチバンだと思っています。

ただ、保育園に子どもを預けることを選んだ方々に、「こんなにいいことあるよ~!」「あなたの選択、間違ってないよ~!」って伝えたい。それだけです。

保育園に子どもを預けるメリット

保育園では・・・
  • 普段なかなか経験できない遊びや活動を楽しめる!

  • 専門性を持って、年齢や一人一人の発達に応じた活動や生活習慣を取り入れてくれる。

  • 色々な大人や様々な友達との関わりを通して、多様な人間関係を経験できる。

  • 保育士さんに悩みを相談したり話し相手になってくれる。

  • 客観的に子どもを捉えてアドバイスしてもらえて、気付きが多い。

etc…

子ども達が活き活きと、いい表情で、時に壁を乗り越えながら過ごす姿を保育士さんと一緒に共有できたらいいですね!

 

保育園に子どもを預けることをさみしいって言っていい 

保育園に子どもを預けることをさみしいって言っていい

働きながら子育てをしていくと決めたのは自分。

大半は、生活のため。

でも、さみしい時ってあるじゃない?

なかなか言えない「さみしい」の一言。

「でも、仕事するって決めたんでしょ?」

「子どもだってわかってくれるよ。」

「保育園で楽しんでいると思うよ。大丈夫。」

って言われることが多いですよね。

たしかにそうなんですよ。

でも実はここで欲しいのは同意だったりしませんか?

そうなんだよね~。

正論はわかってるけど、さみしい気持ちはどうにもならない。

そういう時、思い切って保育園の先生に登園時言ってみるといいですよ。

え?

保育園に預けるのに、先生を信頼してないみたいで失礼じゃない?

そんなことありませんよ!

実際によくいます。

「そうだよね。今までずっと一緒にいたもんね。」と共感してくれる先生が多いと思います。

登園時子どもが泣いちゃって、私も泣きたくなることあるんだよね。

いいんですよ、それで。

先生の前で泣いてもいいんです。

保育園は子どもの最善を尽くすことはもちろん、保護者に対しても強い味方です。

保育園の先生たち、頼もしいですね!

まとめ:仕事のために子どもを保育園に預けることはかわいそうではない

まとめ:仕事のために子どもを保育園に預けることはかわいそうではない

保育園に預けられる子どもは“かわいそう”ではありません。そして、それはのっぴきならない事情がない限り、他者が示唆することでもないと思います。

子どもへの愛情は時間だけではなく、濃さだと思っています。

話をじっくり聞いて共感してあげるでもいいし、絵本を1冊読んであげるでもいい。

「あなたのことをちゃーんと見ているよ」を行動で伝えましょう。

ありのままの等身大の我が子を認め、「大好きをたくさん伝えましょう。

あとはもっと自分を労うこと。

子育てに“些細なこと”“当たり前のこと”なんてないのですから。

大丈夫、あなたは今日も輝いています。

Omochimameko

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